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ナン易度高めなインド旅行2013 ~美容・音楽・その他諸々編~

インドから帰国してから早3週間。

もうすっかり体調も回復し、カレートラウマも克服できたので旅行記に収めきれなかったあれこれを書きたいと思います。

 

1.インドの美容事情

やっぱりアーユルヴェーダを応用した化粧品が多いようです。

その中でも一番人気が「ヒマラヤ」というブランドで、石鹸やハンドミルク、ボディミルクや顔用クリームなど大体のスキンケア製品が揃っおり値段もお手頃なためインドの一般家庭でもよく使われているようです。

 

その中から、スキンクリームとボディローションと石鹸を買ってみました。

 

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左からボディローション、石鹸、スキンクリーム。

 

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容器一杯にクリームが詰まっていました。

テクスチャは少し固めで、やばい、付け過ぎたと思ってもすぐに浸透していきます。顔用ですが私には保湿力が足りないのでボディ用で使おうかな…

ウィンターチェリーとアロエヴェラの、さっぱりしてるけど少し甘めの癒される香りで夏にはぴったりです。

 

 

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石鹸は何種類かありましたがオレンジピールをチョイス。すごい鮮やかですよね(箱の記載見たらちょっと着色料入ってるようです…)。爽やかなオレンジピールの香りがかなり強く漂います(香料も入ってるようです…)。

泡立ちはあまり良くないです。泡立てネット使っても緩めの泡が出来上がります。洗い流す時ちょっとヌルッとします。

洗いあがりはさっぱりしてますが乾燥はしません。毛穴の汚れもよく落ちて、肌の表面が滑らかに整えられる感じです。

 

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ボディローションは乳液のようなテクスチャーで、パッケージに「light&cool」と書かれてるだけあってとてもサラッとした使い心地で、ほんのちょっとひんやりします。

これはハンドクリーム的に使います。アロエときゅうりの香りがみずみずしく、そんなに強くないので外でも使いやすいです

(ほんのり緑色なんですが、これもちょっと着色料はいってるようでした)

 

やはりインドコスメだけあって、暑くても快適に使えるさっぱりした使い心地のものばかりです。インドは日本に比べれば湿度は低いですが、5日間いても顔がパリパリになるほど乾燥することは無かったし、インド人は皮膚が厚く丈夫らしいので、現地の一般女性ならこれで十分なのかもしれません。

 

恥ずかしながら、ヒマラヤはオーガニック製品だと思っていたのですが、着色料、香料普通に使ってるしオーガニック認証も取っていないので違うようです。

価格は本当に安いです。石鹸は70ルピー(約140円)で、他の2つは価格忘れてしまいましたが(^^;)、300円はしなかったと思います。

日本から買おうとすると10倍以上の価格に跳ね上がります…

 

あとインド人の美女はめちゃくちゃ綺麗でした。美女のレベルなら白人よりも高いと思います。数は多くはないのですが、TVに出ている女優さんだったり、街を歩いてもハっとするぐらい綺麗な人を見かけたりしました。皆さん褐色の肌にくっきりとした目鼻立ちと黒髪の組み合わせがとても美しく、太く、長めに入れたアイラインがよく似合っていて、それで色鮮やかなサリーと豪奢なアクセサリーをつけているから、エキゾチックで神秘的な雰囲気を放っていました。

 

2.インドの音楽事情

ホテルでTVをつけると無数のチャンネル数があって、どれもヒンディー語でなに言ってるかわからなかったのでほぼずっと最近のMVがひたすら流れる音楽専門チャンネルを見ていました。

 

インドの音楽というと、日本のインドカレー屋さんに流れてるいかにもな曲が思い出されますよね。

こんなやつ↓


「ムトゥ・踊るマハラジャ」(Muthu)より - YouTube

 

でも最近のインドポップスは、このインドの伝統的なメロディは残しつつ、エレクトロやテクノを取り入れた曲が台頭してきているようです。

 


"Dilli waali Girlfriend" Yeh Jawaani Hai Deewani ...

イントロで一昔前のクラブミュージックみたいな音が流れて一瞬「うわ、ダサ…」と思ってしまいますが…インド独特のメロディと組み合わさると不思議な高揚感。

そして無意味に大勢で踊りまくる映像の多幸感も相まって、アドレナリンが大量生産されたような感覚に陥ります。

このMVで踊っている女優さん、Deepika Padukoneという方なんですが美人ですよね。スタイルも良いし。MV観ながら奥さんと「女の人綺麗だねーでも相手の男がイマイチ冴えないね~」と話していました。でも彼のMV流れまくってたし、街中の看板でもよく彼の顔を見かけてたので人気ある人なのかなあと思って後から調べたら、Ranbir Kapoorというインドで1,2を争うぐらい人気の俳優さんで、インド女性が選ぶ理想の結婚相手1位に選ばれたそうです…価値観の多様性

 


Badtameez Dil Full Song 1080p HD (2013) Yeh ...

これもよく流れてました。あれ?また同じ2人出てると思ったら、同じ映画の中の挿入歌でした。

インドのMVはほとんど映画のワンシーンを切り取ったもので、曲もほとんどが映画の挿入歌なんだそうです。更に俳優さん達は実際には口パクで、歌専門の人がアテレコするのが普通らしく、俳優さんは歌わなくていいのでダンスが上手いと人気が出やすいらしいです。確かにインド人のダンスのレベルは異常に高く、その応用性の高さからニコ動で大量にMAD動画が作られていますよね。

今まで観て一番上手いのはこの人でした。


Ashok→シンクロ←365歩のマーチ - YouTube

キレキレ。軽やか。曲とピッタリ。

 


【シンクロムービー】スーダラ節(インド映画KANTRI) - YouTube

これも面白かったので貼っておきます。

 

なんか方向がずれましたが要は最近のインドポップスは侮れないということです。

 

3.その他諸々

・トイレ事情

インドに行く上で一番不安なのがこれでした。基本的にトイレに紙はなく、更に流せないので、便器の横に水桶が置いてあるのでそれで手でを使って洗って終わり…という風に聞いていたので戦慄していましたが、幸いホテルも、ランチで入った市内のレストランもトイレの設備は整っていて、洋式トイレでトイレットペーパーは普通にあったし、個室ごとに水桶ではなく小さいシャワーが付いているので、それをウォシュレットみたいに使うことができて結構快適でした。紙を流すことができないのはどこも同じなので、シャワーで洗ったあと紙で水気拭いて横にあるゴミ箱にポイッという感じでした。タージマハールのトイレは旅行前に想像してた通りの様式で紙もありませんでしたが、嘔吐しに行っただけなので関係なかったです。良いのか悪いのか…

 

・想像を絶する格差社会

インドでは今もなお根強くカースト制が残っています。現在は憲法で禁止されており、更に政府は不可触民(触れてはいけないとされる最下層の身分)に対する差別撤廃の為の施策も行なっているようですが、ヒンドゥー教の現世の身分は前世の行いの報いであるという教えが払拭されることはなく、まだ目に見えるような成果は上げられていないようです。

貧困問題も深刻なようで、インドは世界で一番貧困層の割合が高いらしく、各調査機関を調べたらデータにばらつきがあり確実な数字はわかりませんが、インドの人口の約3割が貧困層のようです。

実際街を歩いていても、大勢のインド人が必死にみやげ品を売ろうと話しかけてきます。車で停車していても窓をコンコンと叩いてバクシーシ(喜捨)を求めてきます。1度でも対応すると次から次へとたかられてキリがないので、全て無視しなければいけません。

 

物売りや物乞いには小さな子どもも少なくなく、5歳ほどの可愛らしい女の子がビンディ(インド人が額に貼ってるあれです)のシールを必死に売ろうとしてきても「No thank you」と断らなければならず「Why!?」と本当に悔しそうな顔をして去っていきます。どうすることもできなくて辛かった…

物乞いの子どもたちの悲しそうな目と向き合って、耐えられず目を逸らして、そんなことを何回も繰り返すうちに心は何も感じなくなります。いちいち可哀想と感じていたら身がもたないからです。

 

物売りの観光客に対してのしつこさは尋常ではありませんが、こういう社会背景を考えるとしょうがないのかなとも思います(ていうか押し売りせずにちゃんと営業力つければもう少し上手く行く気がする)。

路上で物売りをし、路上で寝て暮らす人もいれば、大げさではなく本当に、ふくらはぎの部分が直径5cmほどの太さしか無く、恐らく歩けなくなった中年男性が道端に座って物乞いをする人もいます。その横を、インド人の乗った日本車が走っていきます。

 

でも、こういった現状を見て心を痛めたからといって私には何もできません。というか何もしません。募金ぐらいはするだろうけど、今後インドの為に人生を賭けてボランティアをしたり何かしらの活動をすることはないでしょう。もちろんこの記事を見た人になにかしら行動しろなんて言う気もありません。

どんなにひどい惨状を目の当たりにしてもそれが本音です。私は当事者ではなく、私の生活には直接関係ないことですから。

 

ただ、これは自分に対して何も影響がなかったということではなく、外ではなく内に向かってエネルギーが向けられている状態なんです。偽善的な義憤に駆られて闇雲に周りに働きかけることよりまず自分の内面と向き合うべきだなと感じたので。

インドで忘れがたい経験をして、その経験は確実に自分の内面にも何かしらの影響を与えていくと思います。現状はまだそんなに変わった感じはありませんが(帰国後に会ったある方からは「顔つきが変わった」と言われましたが)、今後あらゆる局面で頭をよぎるんではないかなあと思います。

 

そういえば今回なぜインドだったかというと、チケット取るのがギリギリで行きたいと思っていたアメリカやヨーロッパが全て埋まっていて、どうせなら私にいろんな価値観を学んでほしいと父が考え、日本と色々かけ離れているインドに決まりました。

こういう風に強制されないとインドなんて絶対に行ってなかった…本当若いうちに行っといてよかった…(体力的に)

ていうか他の国も行ってみたいです。あらゆる価値観を吸収して、そのうえで自分がどういう風に変わっていくのか楽しみです。

 

 

 

なんだかんだで総合すると楽しかったのでまだインドに行かれてない方は是非!

(私は2度と行かないけどな!)