ONIGAWARA-チョコレイトをちょうだい
Apple Music を徘徊していると「聴き逃してない?2016年上半期:邦楽編」というプレイリストを発見したので試しに聴いてみました。
知ってるアーティスト一人もいなくて自分の無知さに愕然としたのですが、どれも良い曲ばかりでいつの間にか興奮してました。さすがAppleさん!
本当に捨て曲なしの素晴らしいプレイリストだったのですが、ポップス好きな私に一番刺さったのは彼らでした。
・長めゆるふわパーマに黒縁メガネ、長身細身
・スキンヘッドのぽっちゃり体系でなぜかハーパン
というおしゃれポップユニットを地でいくような風貌をしている彼らの繰り出すサウンドは、まさしくおしゃれポップそのものでした・・・!!
特にこの「チョコレイトをちょうだい」はポップなのにファンキーな要素がふんだんに盛り込まれていて、90年代中盤のSMAPの楽曲(「はだかの王様」や「KANSHAして」
あたり)を強烈に想起させます。
SMAPぽさで言うとこちら↓の楽曲も負けてません。
全体的にかなりテクニカルですが特にギターソロのバックのドラムがかっこいい。
ONIGAWARAさんのMVのコメントを見てると「ジャニーズぽい」という意見が結構あったのですが、厳密にいうと「SMAPに代表されるようなファンキーとポップの融合」が再現されているということなんじゃないかなと思います。
(ちょっと前の嵐はその系譜を受け継いでた気がします)
90年代中盤のSMAPのバックバンドには、ブレッカー・ブラザーズやスティーブ・ガッド、ヴィニー・カリウタなどジャズ・フュージョン界隈のレジェンドが集結しているというのは有名な話ですよね。
当時のSMAPはめちゃキャッチーでポップなサウンドに変態的なフュージョンサウンドがぶっこまれててそれはそれは衝撃だったと思います。(私はぎりリアルタイムではない)
そんな当時のポップとファンキーが同居する音を見事に再現してくれているONIGAWARAさん。
2013年に活動開始、2015年9月に全国デビューしたばかりということなんですが、一体何者なんだろうなあ、新人にしてはあまりにもこなれすぎてるなあと思ったら・・・
このお二人、元竹内電機のメンバーだったんですね!!
ギター弾いてる長髪が斉藤伸也さんで、ONIGAWARAのスキンヘッドの方。
もう一人のギター(緑のTシャツ着てる人)が竹内サティフォさんでONIGAWARAのゆるふわパーマの方。
(斉藤さん変わりすぎっ)
竹内電機は正統派ポップバンドというイメージでしたが、ONIGAWARAみたいなファンキーな路線もいけるんですね!どっちも良いけど個人的にはONIGAWARAのほうが好きかなあ。
SMAPなき今、ファンキーとポップを融合した楽曲を鮮やかに蘇らせてくれたONIGWARAからはしばらく目が離せませんね!
とりあえず1回はLIVE行っときたい。