銀座 TRATTORIA GANZO
今何かと話題の銀座のTRATTORIA GANZOに行って来ました。
決して冷やかしではなく、食べログ見ても凄く美味しそうだったので普通にお料理を楽しみに行きました。
店内はこんな感じ。こじんまりして全部で10席ほど?
店内はトラットリアらしからぬハードロックが、うるさく聴こえないちょうど良い音量で流れていました。シェフはTシャツにサイド刈り上げヘアで、ああそういう音楽好きなんだろうなあという風貌。接客係のお兄さんは爽やかで愛想が良く、よく気の回る方でした。
このお店は基本コースがメインで、アラカルトでも注文出来ますがコースが圧倒的にお得なのでそちらをチョイス。
赤ワインとお供にグリッシーニを食べながら待っていると、一品目のアミューズ登場。
これなんだったっけ…とりあえず濃厚で美味しかったです。
パンは2種類でした。どちらもモチモチ。
前菜は3種類から選べて、私はイタリア産仔ウサギと和牛テールとフォアグラのテリーヌを選びました。テリーヌが予想以上のボリュームだった。肉がぎっしり詰まって食べごたえ抜群。でもあっさりとした味つけでぺろっと平らげました。下に敷いてある野菜も新鮮でした。
パスタは手打ちで量は少なめでした。うにがちょっと生臭かったけど、ソースがすごく美味しかった。
魚料理は白身魚とハマグリのソテー。何の魚か忘れた…どちらも本当に美味しい。味つけが素晴らしいです。ハマグリ甘くてプリプリで最高でした。
写真取り忘れたんですが、ここでお口直しのシャーベットが出ました。
確かレモンとグラッパのシャーベットで、グラッパってなんじゃいと思いながら苦っ!!
グラッパはブランデーの1種で、レモンの酸味とブランデーの苦みが押し寄せて確かに口内がスッキリしました。お酒弱い人は酔っ払いそう。
メインの肉料理も3種類から選べます。普段の貧乏食ではなかなか食べられない仔バトのローストを選びました。
この限りなく生に近い肉(何の部位かわからない…)が全く生臭くなく、ほんのり甘くて柔らかくて凄く美味しかった…コースの中で一番美味しかった。
鳩肉って初めて食べましたが、鶏肉よりも旨味があるかなあと思いました。(シェフの腕によるところもあるとは思いますが)
この時点でかなり満腹。一緒に行った友達はお腹が限界だったらしく肉料理は残していました。
デザートも3種類あって、タルトとアスパラガスのソルベとスイカをチョイス。
アスパラガスのソルベって!?と思いましたが、アスパラガスの風味は残しつつかなり爽やかな甘み。結構野菜くさいのかなと思いましたが普通に美味しいソルベでした。
チョコチップが入ったしっとりとしたタルトは甘みが抑えてあって食べやすく、お腹はきつかったですが完食しました。
例の騒動以降客足に影響とか出たのかなあ、変な電話かかってきたりして大変なんだろうなあと思っていましたが、平日の夜でも19時半過ぎぐらいから店内はほぼ満席状態で、変なお客さんもおらずゆったりと楽しむことができました。
店員さんもそんな騒動があったことなんて微塵も感じさせない明るい接客で、その騒動について店内で話すのはもちろん、「応援してます!」とか言うのも野暮なのでその話題には触れること無くお店を後にしました。
こじんまりした居心地の良いお店で、CPもとても素晴らしいお店でした。
かと言ってふらっと気軽に行けるような値段では無いので今日は豪勢にいくぜ!みたいな日しか使えませんが。
大人気分を味わえた銀座の夜でした。