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人の目を気にしながら生きる

人の目が気になりつつも自由に思ったことを書いているブログです

珠玉のポップスアルバム -フリー・ソウル・キリンジ-

つい先日、4月2日に「フリー・ソウル」シリーズから、キリンジにフィーチャーしたアルバム「フリー・ソウルキリンジ」が発売されました。

 

フリーソウル」というのは、DJであり選曲家(?)でもある橋本徹さん(最近大阪市長に再選した人ではないです)監修の、様々なジャンルを横断したコンピレーションアルバムシリーズで、今まで100枚以上は出てるらしいです。

フリーソウルシリーズ自体はそんな興味ないのですが(コンピアルバムというジャンル自体あまり好きじゃない)、キリンジが出てくるとなれば話は別です。

 

ちなみにキリンジ堀込高樹さんと掘込泰行さんの兄弟からなるポップデュオユニットです(泰行さんは昨年脱退したので「でした」の方が正しいか)。

この兄弟はちょっと捻ったポップソングに文学的な歌詞を乗せてくるのですが、メロディセンスもさることながら歌詞の出来も異常で、情景描写なんかその辺の作家より素晴らしいと思います。

 

キリンジには捨て曲がありません。ので、橋本さんも選ぶのに苦労したそうで選びきれず2枚組になったとのことです。

 

しかもキリンジのみならず掘込兄弟それぞれのソロ・プロジェクトの曲(「燃え殻」、「冬来たりなば」とか)やアルバム未収録の曲(「14時過ぎのカゲロウ」とか)も一堂に会したアルバムということであれば、ハンパなキリンジファンである私には結構刺さるものがあります。

 

「14時過ぎのカゲロウ」なんかはYouTubeで音源見つけて気に入ったものの、アルバムに収録されていないと知ってずっとモヤモヤしながらいちいちYouTube開いて聴いてたんですが、ようやく普通の音質でじっくり聴くことができそうです(シングルでリリースはされているのですがこの1曲のためだけにシングル買うのもなんかなあ…というドケチ極まりないファンです)。

 

コンピアルバム収録曲は下記の通りです。

 

【DISC 1】

 

01. 今日も誰かの誕生日(2007)
02. 野良の虹(1998)
03. 君の胸に抱かれたい(2000)
04. 恋の祭典 (1999)
05. 雨を見くびるな(1998)
06. かどわかされて(1998)
07. まぶしがりや(2002)
08. 愛のCoda(2004)
09. YOU AND ME(2004)
10. 君のことだよ(2008)
11. 冬来たりなば(2005 / 堀込高樹
12. 燃え殻(2005 / 馬の骨)
13. Drifter(2001)
14. エイリアンズ(2000)
15. スウィートソウル(2004)

 

【DISC 2】

 

01. グッデイ・グッバイ(2000)
02. きもだめし(2013)
03. ブラインドタッチの織姫(2004)
04. 朝焼けは雨のきざし(2008)
05. 雨は毛布のように(2001)
06. 双子座グラフィティ(1998)
07. 十四時過ぎのカゲロウ(2004)
08. ナイーヴな人々(2013)
09. バターのように (2012)
10. Love is on line(2006)
11. 空飛ぶ深海魚(2010)
12. ダンボールの宮殿(1999)
13. ブルーバード(2006)
14. いつも可愛い(2012)
15. 荊にくちづけを(2012)
16. サイレンの歌(2000)

 

この選曲には概ね異論なしです。

 

「双子座グラフィティ」や「グッディ・グッバイ」等のキラキラポップスも入れつつ、


キリンジ - グッデイ・グッバイ - YouTube

(超どうでもいいんですが掘込泰行さん(メガネ掛けてない方)が私の大学時代のゼミの教授に猛烈に似てます(同じゼミの友人からは誰一人同意されませんでした))

 

ド定番の「Drifter」「エイリアンズ」「スウィートソウル」も抑えつつ、


キリンジ - エイリアンズ - YouTube

 

 

「愛のcoda」「恋の祭典」等のキリンジお得意のメロウでエッジィな曲から「14時過ぎのカゲロウ」といった隠れた名曲まで網羅されていて…(´ω`)

 


愛のcoda - YouTube

 

ただ1つ、惜しむらくは「車と女」が入っていないということ…

いや別に音源あるから良いんですけど、あれだけの名曲がコンピに入らなかったというのは個人的にちょっとショックでした…

 


キリンジ - 車と女 - YouTube

(再生する時は少し音量大きめの方が良いです)

 

(鋭いカッティング光るワウギターのおかげか)少しファンク色もある捻ったリズムに中毒性の高いメロディが重なって、なんていうんでしょう、音の応酬がずっと続くというか。全編畳み掛けるような展開で、特に2回目のサビに食い気味で入るコーラスが最高です。ストリングスの使い方は複雑だわベースもめちゃくちゃ動いているしで、キリンジの曲は大体情報量多いですがこの曲はその中でもかなり上位に位置するのではないでしょうか。

 

と喚いても仕方ないんですけどね。

アルバム収録曲も本気で名曲揃いなんで十分です。

とりあえず買います。

 

このコンピアルバム、昨年4月にリードボーカルを担当していた掘込泰行さんが脱退し「泰行さんがいないキリンジなんてキリンジじゃないやい!あんこの無いまんじゅうだ!リヴァイのいない進撃の巨人だ!5.5インチのiphoneだ!」とやけになっていたファン達をなだめるのに一役買うことになるのでしょうか。