[中毒注意]冨田ラボ feat. 原 由子、横山剣、椎名林檎、さかいゆう-この世は不思議
10月23日に発売された冨田ラボのニューアルバム「joyous」のリード曲「この世は不思議」がやばいです。
この世は不思議 - 冨田ラボ feat. 原 由子、横山剣、椎名林檎、さかいゆう ...
10月上旬にたまたまyoutubeでこのPV見つけて以来、曲も映像も頭から離れません。
まず参加アーティストがやばい。
作曲はもちろん冨田恵一。
頭いっちゃってるけどなんとなく普遍的なこと言ってるような言ってないような変な歌詞だなあと思ったら作詞がゆらゆら帝国の坂本慎太郎(!)。
よくまあこんなアクの強い面々をチョイスしたなあと…そしてすんなり自然に極上のポップソングに仕上げたなあと…(強いて言えばさかいゆうが中和剤になってるかも)
冨田ラボは今まで色んなアーティストとコラボしてきてましたが、こんな個性がバラバラなアーティストを4人も揃えた曲って無かったように思います。
原由子と椎名林檎が共演するなんて微塵も想像してませんでした。
サザンはそこまで好きじゃないんですが、原由子さんは割りと好きです。というのも原さんが昔絵本で出してアニメ化もされた「眠れぬ夜の小さなお話」が大好きで大好きで、また作ってくれないかなあと密かに思ってたり…
原由子 アニメ「眠れぬ夜の小さなお話」 OPテーマ - YouTube
これも良い曲…(´;ω;`)ウッ…(何故か泣けてくる)
椎名林檎さんは、ネクラ系女子のご多分に漏れず大好きです。
東京事変結成前のソロ時代、世の中に自称メンヘラ女子を大量発生させた彼女の罪はとても大きいですが、常にクオリティの高い楽曲を生み出し続けるその才能の前ではどうでも良いことです。
ゾクゾクするような色気ですね。
この2人よく考えると声の雰囲気は似てるし意外と馴染むんですね。
ケンさんはいつも通りブレてないです。
歌詞の構成も鬼だと思いました。
4人それぞれが自分の歌唱パート書いてんのかなあと思うぐらいキャラにフィットしてます。でも歌詞全体に統一感があります。坂本さんやっぱ天才です。
あとPVに出演してる子役たちの演技もやばい。
はるかぜちゃん、加藤清史郎君等、実力派な子役が集まってるらしいんですが、個人的に一番インパクトあったのは検事役のはんなちゃん(小4・10歳)です。
とても10歳とは思えない表情。こんなに怖くて底が見えない笑い方ができる10歳なんてやだ!!
はるかぜちゃんの弟の春名柊夜君もなかなかのインパクトでした。
この子も10歳なんですが、何なんですかねこの20代後半あたりの色々経験してスレちゃった人みたいな表情は…末恐ろしや…
あと加藤清史郎君、いつの間にか大きくなっててちょっとイケメンになってきたんじゃ…?ほんの数カットしか映ってないんですが存在感ありました。
子供だけで裁判をやるっていうファンタジー的でまさしく「不思議」な設定なんですが、いかんせん出演している子役たちほぼ全員全くあどけなさが無く、大人が縮んだだけなんじゃないの?って錯覚してしまいそうになり、よりありえない世界に見えてきます。
カメラワークも切り替えのタイミングが絶妙でスタイリッシュです。
敢えて手ブレさせてみたりして心地よい浮遊感が漂ってます。
という風に構成要素全部がツボに入ってしまって中毒症状が続いています。
「joyous」も買ってしまいました。
この秋は冨田ワールドに浸って終わりそうです。
(いややっぱ他も聴くかな)