HUAWEI P9からiPhone8に乗り換えたたった1つの理由
なんか、色々足りなかったから・・・(既に1つじゃない)
iPhone4から、5,6,7PlusとずーっとiPhoneを使ってきたのですが、昨年の9月にAndroidも試してみたいなということでHUAWEI P9に乗り換えてみました。が、性能に耐えきれなくて1年も経たない間にiPhoneに出戻りしたのでした。
Androidの中でもHUAWEI P9を選んだのは、SIMフリースマホの中で評判が良かったのと、高性能なカメラを使ってみたかったからでした。
Leicaレンズデュアル装備、しかも適当に撮っても後からピント調整可能。
直前まで使っていたiPhone7Plusよりきれいな写真がサクッと撮れるので最初は大満足でした。
(iPhone7Plusは一眼ぽい写真は撮れるものの、ピントを合わせるのに一苦労だった)
カメラの性能に大満足していたせいか、その他の機能に関してはしばらく目をつぶっていました。
でもつぶりきれなかった。
HUAWEI P9利用中に我慢ならなかったポイント↓
・接続速度が遅い(LINEモバイル使ってたのですが、iPhone時代より格段に遅くなった)
・Wi-Fiに繋いでも接続速度が上がらない、というかむしろ遅くなる
(いろんなWi-Fi試しましたがどれもイマイチ)
・購入前からわかってたけど、FeliCaが使えないのは想像以上に不便
・バッテリーの減りが早すぎる。半日もたない
・Twitter、Instagramで流れてくる動画を見ている時、何も操作しないと30秒で勝手にスリープ状態になる。
(設定で変えられるはずなのにHUAWEIアカウント持ってないせいか変えられなかった。iPhoneだと、設定関係なく動画再生中はスリープにならないですよね?こういう細かい気遣いが大きな差になるんですよねぇ・・・)
そもそも32GBのモデルしかなくて、容量少ないけどそんなに影響ないだろと楽観視してました。最悪SDカード使えばいいしみたいな。
でも、でも・・・そんなにアプリも入れてない、写真も撮ってない段階から既に動作が重かったんですよね・・・
特に画像の読み込みは絶望的でした。インスタの画像が全然表示されない、LINEアカウントメディアも10秒ぐらい待たないと見られない、写真が豊富なメディア系アプリも全然読み込まない。
情報摂取が阻害されてとてもとても不快でした。
あと操作感もいただけなかった。
アプリをタップしてもすぐに表示されないんですよ。
比較的軽いと思われるTwitterアプリですら「ポンッ(タップ)」・・・・・(3秒後)「ヒュッ(画面表示)」みたいな。はぁあああああ⁉
ネット廃人にとっては、接続するまでに数秒かかるとか死活問題なんだよ!!!!!
しまいには音楽再生アプリ(AppleMusic、Spotify)が途中で勝手に止まるように。
これが乗り換えの決め手になりましたね。気分良く好きな音楽聞いてるのにいきなり止まるとかストレスでしかない。もぅマヂ無理。iPhone戻ろ・・・
iPhone8にしてから2ヶ月ぐらい経ちましたが、HUAWEI時代に感じていた不便さはすべて一掃され、快適なスマホライフを楽しんでいます。
写真は圧倒的にHUAWEIの方がキレイだけど、一眼ぽい写真撮れなくても特に支障ないしインスタもROM専になりつつあるので別にいっかなって。
世間的に評価の高いHUAWEIをこき下ろしまくってしまったんですが、1ユーザー
の率直な意見なのであしからず。
(LINEモバイルとの相性が悪かったのかもしれないし、私の端末が不良品だった可能性もあるので)
【超個人的】グッとくるアルペジオソング18曲
最近ラジオ、Spotifyなどいろんなところで流れてるこの曲。
流行ってるみたいですね。
Stingの「Shape of My Heart」のギターリフをサンプリングしてるんですが、この曲が流れるたびに「あーやっぱこのギターリフ最高やわあ・・・」となり、「これ以上のアルペジオないわあ・・・」と感傷に浸ってます。(そして気づくとStingの原曲聴いてる)
「Shape of My Heart」をエンドレスリピートしてると、ふと「自分アルペジオ大好きだよな・・・」と気付きました。私が好きな曲って大体アルペジオが印象的なものが多いんですよね。
というわけで、個人的にグッとくるお気に入りアルペジオ曲をまとめてみました。
アルペジオって・・・?という方へ
アルペジオは、和音を構成する音を一音ずつ演奏する手法のことです。
個人的には、一音一音を等間隔で演奏するのが王道アルペジオって感じがします。
アルペジオの基本や王道ソングに関しては、私が尊敬してやまない音楽プロデューサーの蔦谷好位置さんがこちらの動画で語り尽くしてくれているので、気になる方はぜひ聴いてみてください。
(ちなみに蔦谷さんもStingの「Shape of My Heart」を紹介されてました。やっぱりアルペジオを語る上で外せないんだな!)
ラジオ内でも語られていますが、アルペジオの祖と言われているのはバッハらしいです。(というか、音楽を形式化したのがバッハみたいな)
「無伴奏チェロ組曲」とか、確かに超美しいアルペジオで構成されています。
ぶっちゃけクラシックはそんなに興味なかったのですが、ちょっとDigってもいいかなと思いました。
アルペジオってものすごく汎用性の高い技法で、ほぼすべての音楽ジャンルで使われています。
まあでもヒップホップやファンクなど、ビートがメインの音楽では少ないかもですね。
今はヒップホップが流行っているので、数年前に比べるとアルペジオが効いてる曲は減ってるかもしれません。
最近の曲でパッと思いつくものだと、BTSの「FAKE LOVE」ですね。
イントロの、物悲しいアルペジオとても良いですね。
個人的には、アルペジオって「情緒的」「退廃的」「ゴシック」な雰囲気を醸し出してくれるイメージがありました。(私が聴いているジャンルがそっち寄りなだけでした)
でも蔦谷さんも「感情を増幅させる効果がある」と言ってるし、なんかしらの感情を高ぶらせるんでしょうね。
お気に入りアルペジオソング:V系編
まず外せないのは・・・そう、LUNA SEAですね。
アルペジオの名手であるINORANが生み出すメロディーの美しいこと・・・
作曲方法とか演奏方法とかはよくわかりませんが、「INOペジオ」って言葉があるぐらいINORANのアルペジオって独特らしいんですよね。
個人的には、INORANはアルペジオ演奏時に音の輪郭をぼかして幻想的な雰囲気を醸し出すのがうまいなと思います。
そんな幻想的なINOペジオが炸裂しているのが「Gravity」です。
INOペジオも素晴らしいですが全体的にクオリティが高くて本当に本当に美しい・・・最高・・・
LUNA SEAの中で一番好きな曲です。
LUNA SEAのアルペジオソングはたくさんあるんですが、もう1つ印象的なのは「In silence」ですね。
視聴版では聴けないんですが、イントロのアルペジオが耽美で素敵すぎる。さすがINORAN・・・と思いきや、こっちはSUGIZOが弾いてるんですよね。
SUGIZOのアルペジオはエッジが立ってて音がくっきりしてる印象です。どちらのアルペジオも大好きです。
こういう、当時のヴィジュアル系っぽい耽美で退廃的なアルペジオが大好物なんですが、もう一つ絶対に外せないバンドがありますよね。そうです。ラルクです。
ラルクのアルペジオといえば、やっぱり代表的なのは「虹」でしょうね。
SAKURAが脱退し、活動休止後一発目に発表された「虹」。 ラルクらしさが凝縮されたイントロのアルペジオを聴いて涙したファンは少なくないでしょう・・・
もう1つ、ラルクの世界観が表現されている曲として「いばらの涙」を挙げておきたいです。
神を盲信する信者が、祈りを捧げながら火刑に処されてる様子を描いている曲(と思われる)なんですが、そんなダークで救いのない世界観にぴっっったりなアルペジオ。Kenちゃん最高だわほんま。
(ちなみに、いばらの涙をライブでやる時、毎回ステージに火柱が噴きだす演出が入ります。アリーナの二階席にいても「あっつ!!!」って感じるんで、ステージにいるhydeさんたちはどんな灼熱地獄を味わっているんだ・・・しかもそんなの微塵も感じさせない余裕のパフォーマンスを維持している涙・・・、と彼らのプロ魂にひれ伏すことになります。)
LUNA SEA、ラルクときたら次はGLAYしかないですね。
正直、LUNA SEAとラルクに比べるとGLAYはそこまで聴き込んでないのですが・・・GLAYで一番好きなのは「Missing you」という曲で、そちらもよく考えると退廃的なアルペジオが炸裂していたのでした。
絶望感漂うストリングスと、物悲しいアコギのアルペジオがマッチしてなんとも言えない寂しさが漂っています。
(GLAY好きな友達に、「Missing Youが一番好き」だと話すと「GLAYの中でもヴィジュアル系っぽいもんね」と言われて確かに!って思いました。そして私ってそんなにヴィジュアル系っぽい曲に惹かれてたのかと気付かされました。)
ヴィジュアル系ではないんですが、イエモンもアルペジオの宝庫なんですよね。
グラムロックの系譜にある彼らの耽美な音楽にアルペジオが入ってこないわけがない。
2016年に活動再開した時の一発目の曲「砂の塔」も、美しいアルペジオが炸裂していますね!
お気に入りアルペジオソング:J-POP編
V系っぽい耽美なアルペジオソングばっかり紹介しちゃいましたが、もちろんアルペジオが活きる領域はそこだけじゃありません。
例えばUVERworldの「CHANCE!」。
シンセのキラキラしたアルペジオが元気をくれます。(私は就活の時この曲にものすごく励まされました)
アルペジオがぶち上げ役を担っているT.M.Revolution 『HOT LIMIT』 。
こういう感じのネアカなアルペジオ、90年代J-POPにたくさん使われてた気がします。
肩の力が抜けたリゾートアルペジオポップソングといえば、RIP SLYMEの「楽園ベイベー」。
星野源「フィルム」のイントロのアルペジオも素敵です。癒し系アルペジオ。
J-POPアルペジオの金字塔的な作品はスピッツの「ロビンソン」ですかねやっぱり。
(蔦谷さんのラジオでも熱烈に支持されてました)
ああ、あとはglobeの「Can't Stop Fallin' in Love」ですね。これも外せない。
J-POPって、最大公約数的なメロディーが求められる一方で、一流のプロデューサーたちがいろんな音楽手法を自由にミックスして実験してる場でもあるんだろうなと蔦谷さんのラジオを聴いていると思います。
お気に入りアルペジオソング:おしゃれな曲編
アルペジオっておしゃれ感出すのも得意ですよね。
Nulbarich の「In Your Pocket」はイントロのアルペジオ始まった瞬間に「これはおしゃれな良曲だ・・・!」ということがわかります。
「プリンス・オブ・R&B」ことTrey Songzは、切ない雰囲気をアルペジオでスマートに増幅させています。(?)
ポップユニットshowmoreの「circus」は、シンプルなアルペジオが都会っぽい虚無感を漂わせています。
お気に入り・・・というより紹介しといた方が良いかなと思う曲
気の向くままに好きなアルペジオソングを紹介してきましたが、とある方面から
「おい!アルペジオ特集なら絶対に避けて通れないお方がいるだろうが!!!」
という声が聞こえてきそうです。
そうです。アルペジオの祖であるバッハに猛烈に影響を受けたギタリスト、Yngwie Malmsteenです。ギターキッズにとってはレジェンド的な存在ですよね。
大学時代は軽音楽部だったので教養のためにメタル聴いてたときもありましたが、そこまでドハマりすることはありませんでした。(が、あんなイカつい人たちが裏でものすごい地道に練習して超絶技巧を習得しているというギャップは好きです。)
イングヴェイ=速弾き、速弾き=イングヴェイと言っても過言ではないぐらいの方なんですが、彼の速弾きはアルペジオがベースでクラシック的な要素が多く、ピロピロ速弾しまくってるのに情緒的ですらあります。
「Arpeggios From Hell」なんて曲も作ってるから本当にアルペジオ好きなんでしょうね。
いやなんかもう・・・純粋にすごいです。
なんでこんなにアルペジオが好きなのか
自分がなぜここまでアルペジオに惹かれるのかよくわからないんですよね。昨日も友人にアルペジオ愛を語ってしまったんですが、なぜアルペジオが好きなのかという核心的なところは最後まで説明できませんでした。
蔦谷さんのラジオに、「日本語が高低アクセント(音の高い低いで言葉の意味を使い分ける)だから、日本人はメロディアスなアルペジオに惹かれる」という意見が寄せられてましたが、個人的にはあんまりしっくりこず・・・(強弱アクセントの英語圏でも素晴らしいアルペジオが死ぬほど生まれているから)
別に説明する必要もないんですけどね。
まだまだ知らない良アルペジオソングはたくさんあると思うのでどんどんDigっていきます。
「こんな曲もオススメだよ!」みたいなのあったらぜひ教えてください。
フリーランスになって3ヶ月経った
4月1日からフリーランスとして独立し、はや三ヶ月が経ちました。
たったの三ヶ月ですが、色々と思うこと・気づいたことはあるので備忘録的にまとめておこうと思います。
アウトバウンド案件が全く決まらない
今、お仕事させていただいているのは全部インバウンド案件です。
TwitterのDMでお仕事の相談をいただいて、実際案件になったのが4件。
知り合いに紹介していただいた案件が3件。
知り合いから直接依頼いただいたのが3件。
10件中7件が6月から始まったので、4月5月はほぼ仕事してませんでした。
特に4月は案件2つしかなくて週2~3日しか稼働しておらず。金銭的にはギリやっていけるけどこのままじゃやばいなーと思って5月から営業活動を開始しました。
Wantedlyで業務委託OKのライター・編集案件を探してアポを取って面談に行って・・・を粛々と繰り返していたのですが、まあ決まらない。
Web系企業を狙っていたのですが、全然話が弾まないのです・・・。
私のプレゼン力のなさもありますが、何より現状のスキルがその程度だということなんでしょう。
(1件だけいい感じに話せたところはあったんですが、「案件ができるまでしばらく待ってほしい」と言われました。決まる可能性はほぼないかもですが、つながりができただけで私の営業活動のなかではまだマシなレベル)
当たり前っちゃ当たり前なんですが、インバウンドとアウトバウンドの成約率が雲泥の差すぎて(90:0ぐらい)、今の私ではアウトバウンドなぞ絶望的だと痛感しました。
なので、まず今いただいている案件をしっかりこなして実績を作るしかないなと。
実績ができたらもう一度アウトバウンドやってみるなり紹介につなげるなりしていこうと思います。
改めて、自分の営業力の弱さ・商品力の弱さを突きつけられました。
案件数を自分でコントロールできるかどうかは、フリーランスとして生きていくためにかなり重要なポイントになるはず。なんとかアウトバウンドも強くならなければ。
freeeとMisocaにめちゃくちゃ助けられている
何も考えず何も準備せずフリーランスになってしまったので、4月頭は開業関連の知識が0に近い状態でした。(別に今もないけど)
「多分、自分は今個人事業主なんだよな・・・え、個人事業主ってなんだ?」
とふと思い、とりあえず「個人事業主」と検索しました(情弱)。
検索結果1番上のリスティング枠に、freeeのサイトが表示されます。そのタイトルが素晴らしくて即クリックしました。
「【無料】個人事業主の開業手続き | 必要書類を一括作成」
ここに行けば、必要な書類を一気に作成できるらしいぞ!しかも無料で!ということが一発でわかる洗練された内容です。私のインサイトを完璧に捉えたタイトルに誘導されリンクに飛んでみると、タイトル通りのコンテンツが完璧に揃っていました。
開業に関する簡単な質問にポンポン答えていくだけで、開業届に必要な書類が完成していました。その間数分。
あとはそれをプリントアウトして、役所に持っていけばいいだけ。
極めつけは「あなたの場合はここに持っていくといいですよ」と提出先の案内までしてくれるんです!
ホスピタリティの素晴らしさにマジで感動しました。しかもこれ全部無料ですからね。
freeeがここまでやってくれたので、開業届は拍子抜けするほどあっけなく終わりました。書類持っていて、印鑑押して提出して終わりでした。役所滞在時間5分もなかったのではないか。
事務手続きが死ぬほどできない私(パスポートの更新に1ヶ月かかるような人間です)がこんなにスムーズに手続きできるとは・・・涙
事務手続きといえば、避けて通れないのが請求書作成。
初めて請求書は、とりあえず無料の請求書テンプレをダウンロードし、Excelでせかせか作ってたんですが、ミスが多かった・・・なんかしら欠けてるんですよね。
何度も戻しが発生してしまい、先方にめちゃくちゃ迷惑をかけてしまいました。
「そういえばMisocaってサービスあったな・・・あれならなんとかしてくれるかも」と藁にすがる思いで登録してみました。すると請求書作成の手間が劇的に削減されました・・・!!
Misocaも細かいところにまでホスピタリティが行き届いていて、無知すぎる&抜け漏れの多い私でもちゃんとした請求書が一発で作れました。
企業ごとに請求書テンプレを保存できるので、毎月の請求書作成は秒で完了。金額変動しなければ請求月変えるだけでOKですからね。
1ヶ月で作成する請求書が5枚までなら無料、15枚までなら年間8,000円で利用できます。
私は年間8,000円のプランを利用していますが、一ヶ月700円弱であの手間を解消できるなら安いものです。
てな感じで、フリーランスになってから猛烈に感動したのがfreeeとMisocaだったのでした。freeeは確定申告のときもお世話になるでしょう。
freeeとMisocaの宣伝みたいになってますが、あくまで1ユーザーとしての率直な感想を書いたまでです。
コミュニケーション能力の落下に歯止めがかからない
フリーランスになってから人と関わる時間が圧倒的に減った結果、もともと低かったコミュニケーション能力が落ち続けています。
仲良い人と話すときは普通なんですが、初対面の人、あまり話したことのない人と話すと吃る。吃って早口になってネクラオタク感全開になります。死にたい。
商談や取材してるときは、だいぶ気持ち悪い感じになってるはずです。ほんまにやばい。
アウトバウンド営業が決まらないのはこれのせいもあるかもしれない・・・。
印象悪すぎるので早くなんとかしないとなと思ってます。アポを定期的に入れればいいのかな。
お酒の量が激減した
人と会う機会が減ると、自然と飲みの機会も減ります。仕事帰りに同僚と一杯・・・なんてことはもうないわけです。
同時に、一人で飲む機会も激減しました。
「今日も仕事終わったー!一杯飲もう^^」て気分になる時がほとんどなくて。
家で仕事しているからプライベートと仕事の境界が曖昧になっているからnのか。もしくは単純に、会社員時代に比べて体力を使ってないからなのかもしれません。
お酒の量は減るに越したことはないですが、今のところ体調には何の変化もありません。お酒飲んだとき前より酔いやすくなったぐらいかなあ。
フリーランスになって思ったことはこのぐらいですかね。書き終えて、もっとなんかあるだろって思ったんですがありませんでした。薄い。
とりあえず、今月も生き延びられるように頑張ります。
PELLAS-Together
最近、PELLASというバンドがお気に入りです。
ボーカル、ギター、ベース、ドラムの4人組で(最近サンプラー担当の方が脱退してしまいました)、ごく一般的なバンド編成ではあるんですが、いわゆるバンドっぽい音は皆無。
chill。とにかくchillです。
楽器隊・ボーカルすべてが自分を主張しすぎず、調和を重んじている感があります。
GQのインタビューで、ボーカルのMATTONさんが「声も楽器だと思っています」と話していますが、その思想が反映された音作りがされています。
そんな思想から生み出される歌声にかなりグッときています。
ウィスパーボイスまでいかないけどちょっと吐息を感じるような歌声、かなりツボです。洗練されたサウンドにものすごくマッチしていて独特の色気が出てる感じ。Togetherのサビ部分のファルセットが特に色っぽい。
今年の2月に発表されたアルバム「Yours」のリード曲「Echo」では、繊細だけど力強さも感じる仕上がりになっていました。アルバムごとに進化してるアーティストっていいですよね。
ちなみに・・・
こんな感じのウィスパーボイスを聴くと「肺活量少なくてもできそうだから歌うの楽なんじゃない」って思う人がいるかもしれないんですが、実際は真逆です。
私自身小学3年生から大学卒業時までサックスをやっていたんですが、吹奏楽部時代は
小さい音を出すときほど「手を抜くな、腹筋を使え」と何度も何度も怒られました・・・。
ピアニッシモ(とても弱くという意味)な音を出すときは音が不安定になりやすいので、しっかり腹筋に力を入れて音程を保たなければいけないのです。
先日 PELLASのライブに行ったんですが、MATTONさんは一音一音ものすごく丁寧に歌ってました。
ロングトーンの最後の最後まで気を抜かずに歌い切るのってかなり難しいんですよね。
(ちゃんとできてる歌手って意外と少ない)
楽器隊の演奏技術も素晴らしかった。割と変拍子な曲が多いんですが抜群の安定感を保ってました。
D.A.Nもそうですが、バンド編成なのに全然それっぽくない音を出すバンドが増えてるような。流行りなんでしょうか。
「やりたいことがあるフリ」をやめた
一カ月半ほどフリーランスとして働いているなかで、今までの自分は「やりたいことがあるフリをしていたんだな」と気づきました。
フリーランスになる前の社会人時代は、「自分はこういうビジョンを実現したい。こういう理想を持っているんだ」と、何か強い想いを持ったフリをして働いていました。
ビジョンとか理想は絶対持たなければいけないと思い込んでいました。
ビジョンは絶対に持たなきゃいけないと思い込んでいた
私は、一度会社に所属して会社が目指すビジョンを深く知ると、なんて素晴らしいんだ、とても理想的な未来だと感じ、それがそのまま自分の理想になって盲目的に働く傾向にあります。
そういう働き方自体は悪くはないとは思うんですが、「それ本当に自分自身が実現したいと思う理想なの?(それサバンナでも同じこと言えんの?)」と聞かれたとき、果たして心の底から「はい」と言えるかどうか。
本気で実現したいなら手段を選ばず猪突猛進しているはず。それこそ自分で会社を起こしていてもおかしくないのに、なぜそうならないのか?
それは「別に本気で実現したいとは思ってなかったから」です。
確かに自分の仕事で世の中に大きなインパクトを与えることができたらとてつもないやりがいを得られるでしょうし、リターンも相当なものになるでしょう。
でも私はとても自己中心的な人間なので、まず自分が満たされて、自分が関わる人たちも幸せになればそれでいいと考えています。
ちっぽけな自分を認めたくなくてキョロ充化
私の周りには、本気で世の中を変えようとしている人たちがたくさんいました。その人たちは輝いているしかっこいい。本当に憧れています。
そっち側の人間に私もなりたい、なれるはずという思いが、自分の本性から目を背けさせていたんだなと最近になってようやく気付きました。
「ビジョンに共感したからこの会社にいます」「本気でこのビジョンをかなえたいと思っています」と言えることができれば、憧れの人たちに近づいているような気がしたし、自分の存在意義を感じることもできました。
自分にはビジョンがあると思い込んでいた時は「正直やりたいことなんてない」と言う友人知人に対してかわいそうだなとすら思っていましたが、心の奥底では
「自分の考えをありのまま言えてうらやましい」と感じていました。
結局のところ、私はビジョンを掲げる人の後ろについていくだけのキョロ充だったんです。
自分のちっぽけな思いを大事にしながら仕事すると本当に楽しい
そんなキョロ充呪縛(?)から解放された今、とても素直に仕事に向き合えています。
思ってもないような夢を掲げることもなく、盲目的になることもなく、今の自分にできることはなんだろうと考えながら粛々と働いています。
基本、私は「自分が良いと思う情報を、その情報を必要としているであろう人に届けたい」という思いがあります。
世間的に見ればだいぶちっぽけな思いだけど、そんな思いを軸に仕事できるのは本当に楽しい。
今のクライアントは、明確なビジョンを持って輝いている方ばかりです。
そこで下手に彼らの思考を真似しようとせずに「彼らがビジョン達成に近づくために自分は何ができるか、何がしたいか」を考えるようにしています。
Let It Go ~ありのままで~
私は昔から自分の本音と向き合うことが怖くて仕方なかったのですが、最近になって少しずつ克服しようとしています。
自分を偽らずに生きたいという思いが強くなっている気がします。
このままじゃダメなんだと風が心にささやいたのかもしれません。
もしかすると、本気でかなえたいビジョンがいきなり湧いてくる日が来るかもしれません。
もしそうなったときでも、自分を信じて光浴びながら歩きだしたいですね。