Mizuoの日記

自由に思ったことを書いているブログです

自堕落なクズ人間だけどフリーランスになってみました

3月末で前職を退職し、4月からフリーランスになりました。

ずっと「私みたいな自分を律することのできない自堕落クズ人間がフリーランスになれるはずがない」と思っていましたが、なんでそんなクズがフリーランスを選択したのか、これまでの経緯を振り返りながら書いてみようと思います。興味ある方はどうぞ。

 

振り返るとなんともわがままな職歴を歩んでいた

2013年に前々職のベーシックに営業として入社。ferretSEOの新規開拓営業をやってました。

2014年にferretがメディアにピボットするとなったタイミングで、思い切ってライターをやりたいと表明し、営業からライターに転身。そこからライターを続けて2016年に副編集長になりました。

 

本当に、Webマーケの全体像を学ぶ環境としては最高だったと思います。Webマーケだけでなく、そもそもの仕事のやり方もかなり教えてもらいました。

 

そのなかで、次第に「自分が趣味レベルで好きな領域で仕事してみたいなあ・・・」という気持ちが強くなり、以前からいち読者として熱心に読んでいたコスメメディア「FAVOR」の運営会社に連絡してみました。

 

話を聞いてみると、ちょうど記事編集とWeb集客ができる人間を探しているとのことで、それであれば貢献できるかもしれないと感じ、まずは副業としてWeb集客を手伝うことに。

 

SEO的な部分が全然できていないけど強化したいということだったので、ferretで学んだメソッドを応用して施策を進めてみたところ、わかりやすく成果が出てとても嬉しかった。基本に沿って地道にやれば成果は出るんだなと実感しました。

施策をやっていくなかで、集客だけでなく編集としてもがっつり携わることができたら超楽しいだろうなあと思いました。

 

副業を始めて半年ほど経ったとき、やっぱり好きなことにどっぷり浸かってみたいという気持ちがどんどん強くなっていることに気づき2017年11月に思い切って転職。

 

転職するにあたり一番のネックだった「コスメを扱うようなキラキラした業界に自分みたいな陰キャがなじめるわけがない」という気持ちを振り切っての転職でした。

 

いざ飛び込んでみると、予想以上に居心地の良い環境でした。みんなキラキラしてるけど私みたいな化粧オタクな性質も持ち合わせていてすんなりなじめました。

 

大好きな仕事に就けたはずなのに、ゆっくり死んでいく感覚に支配される

主な業務は記事のネタ出しから編集で、余力で集客(SNSSEO)を担当していました。みんな良い人だしコスメに囲まれて超最高と思いながら仕事してたんですが、編集するなかでちょっとずつ違和感が生まれていました。

 

FAVORは写真や動画がメインのコンテンツで、文章はそれほど読まれません。

テイストも個人ブログ風なので、文章はできるだけライトにカジュアルに、写真の配置を優先して記事を作成します。

 

そのような環境だと、自分が今まで編集でやってきたことがほとんど役に立たない・・・というか、ユーザーさんに文章読んでもらいたいなあ・・・という気持ちが湧いてきてしまいました。

 

でもそういう文章を読ませるような記事は求められていないからな・・・と思いながら不慣れなスタイルに頑張ってなじもうとしたのですがどうしても正解がつかめません。

 

何回かユーザーヒアリングもやったのですが、やはり「文章はほとんど読んでいない。写真のキャプションや使用感ぐらいは見る」という方がほとんど。 

ユーザーを知れば知るほど、自分がゆっくり死んでいくような感覚が強まっていきました。

 

そこで気づきました。このままじゃ誰も得しないと。

 

ていうか早く気づけよって感じですよね。ユーザーとしてずっと見ていたのになぜメインコンテンツがテキスト以外にあるとわからなかったのか。

気づかなかったというか、気づいてたけど無意識に目をつぶっていたんでしょう。テキストが重要ではないとわかりつつも、とにかく好きだからやってみたいという気持ちが強くなりすぎたのかな・・・。ここは本当に反省しています。

 

じゃあ私が今一番やりたいことってなんだ?と自問したら「いや、特にないぞ・・・?」という何とも言えない答えが。

好きなメディアに来たのに自分のスキルじゃ貢献できないと知ったとき、どうしてもこれがやりたい!!と思えるものがなくなってしまったのでした。

 

「それなら一旦、いろいろやってみたほうがいいんじゃないのかな?」

「そうだな、ライターや編集としていろいろな仕事やってみたいな。」

「あれ?ということはフリーランス・・・?」

愚門愚答を繰り返して出た結論は、フリーランスになることでした。

 

そう結論づけてから早かった。代表と役員陣に相談し、3月末で退職にさせてもらいました。(かなり融通利かせてもらいました・・・)

 

覚悟を決めて、わがままに生きたい

そして今、フリーの身に。

全部自分次第だからなんとかやれば野垂れ死ぬことはないのかなとも思う反面、正直ちゃんとやっていけるのか本当に本当に不安です。

でも正直、フリーランスの道は一回通っておきたかった。

 

冒頭で、「私みたいな自分を律することのできない自堕落クズ人間がフリーランスになれるはずがないとずっと思っていた」と書きましたが、それって裏返すと「ずっとフリーランスに憧れていた」ってことなんですよね。

 

私はいつもそうでした。

「ライターになってみたいけど私みたいなのができるわけがない」

「コスメ関連の仕事をやりたいけど私みたいなのができるわけがない」

憧れの度合いが強ければ強いほど「私なんかには無理だ」という思考が強く働いてしまいます。逃げてるだけなんですよね。

 

なぜ逃げるのかというと、不安が強いというよりは単純に覚悟が足りなかっただけでした。

もう大人なんだし、自分一人ぐらいの人生、覚悟を持って生きていきたいものですね。(ブルブル)

 

というわけで、しばらくはフリーランスとして活動していこうと思います。

基本的に「自分が良いと思った情報を発信したい」という軸があり、それをテキストで伝えられるような仕事であればなんでもやってみたいなという感じです。

(自分が全く興味持てないジャンルだとちょっと考えるけど・・・)

 

フリーランスは学びを止めたらマジで死しかないと思うのでちゃんと勉強しなきゃな・・・

 

またのめり込みたいと思える仕事が見つかるかもしれないので、その時その事業に貢献できる人材になっているように自分を磨いておきます。

 

どこまでもわがままな思考ですが、どうせ仕事するなら好きなことやりたいじゃないですか。好きで能動的に取り組める仕事やってたほうが三方良しな状態になる確率が高いかななんて。 

 

さてこれからどうなるか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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水落絵理香 (@saturunus) | Twitter