視野が広がりまくった地中海クルーズ旅行記5日目~ホワイトパーティーに潜入したら返り討ちにあいました編~
~前回までのあらすじ~
数が多くなってきたのでカテゴリでまとめました。
クルーズ旅行の更新を途中で放っぽり出してHiGH&LOW THE MOVIEの感想とか書いてしまっていました。まあそれすらもう4ヶ月前とかですけど・・・
記憶が薄れてる危惧感がありつつ、続きを更新したいと思います。
前回はクルーズ船に乗った初日の様子を記録したところで終わってましたよね。
今回はクルーズ船乗船二日目の朝から書いていきたいと思います。
クルーズ船に乗って初めて迎える朝はとてつもなく爽やかでした。
とりあえず、絶対に朝日は見たいと思ってたので、早起きしてスタンばりました。
(早起きと言っても6時ぐらいだったと思いますが)
おおお
うん・・・美しい・・・インドのガンジス川で見た朝日と同じぐらい美しい・・・
というか、朝日の美しさは世界のどこで見ても同じなのかもしれません。
単に、普段私が早起きできないから日本の朝日の美しさを知らないだけなんだと思います。
朝日の神々しさをたっぷり堪能して、朝食に繰り出します。
窓際で、朝日を浴びながらまずはフレッシュオレンジジュースをゴクリ( ^ω^ )
自分で取りに行けるパンやフルーツはこんな感じでした。
基本甘いパンばっかだった気がする
メインはオーダーする感じだったので、私はエッグベネディクトと、
オムレツのセットを頼みました(計2人前)
オーダーする時、スタッフさんが「え?これ一人で食べんの?」って聞いてきたので食べます!というと「She is Strong( ^ω^ )」というお言葉をいただきました。
エッグベネディクト、まじでめちゃくちゃ美味しかった。
日本でもいくつかの有名ホテルのエッグベネディクト食べてきましたが、間違いなく人生で一番美味しいエッグベネディクトでした。
(ちなみに有名ホテルは泊まった訳ではなく、朝食ビュッフェだけ食べに行きました。庶民だからな!!!)
前回もラザニアが人生で一番美味しかったと書いてましたが、この旅でベストを更新された料理は数知れず・・・
MSCクルーズってイタリアの船なので基本美食なんだと思います。
パスタとかパンとか、あちらが本場な食べ物は基本的にめちゃくちゃ美味しかったです。
朝食をたらふく食べて一息。この日は午後からジェノバを観光する予定で、微妙に時間が空いたのでプールでひと泳ぎすることに。(お父さんは二度寝してました)
まずはヨットクラブ専用のプールエリアへ。
ここがヨットクラブ専用のプール。思ったよりこじんまりしてました。
ジャグジーもありました。屋外のジャグジーとか、SIMSの世界にしかないと思ってたよ・・・海外だと割と普通なんでしょうか。
こんな感じで、ゆったりできるチェアがずらっと並んでました。
ヨーロッパだとバカンス期間にどれだけ日焼けするかがステータスになるらしいので、ここでじっくり焼いてる方が結構いましたね。
日焼け用のチェアだけでなく談笑できるスペースもしっかりありました。
ヨットクラブ会員は基本的にお酒はほぼ全部フリーフローなので、プールに併設されてるバーも飲み放題です。(この日はお酒の写真残ってないのでチキって飲んでないようです)
ヨットクラブ専用のプールエリアが思いのほか狭かったので、誰でも利用できる船内最大のプールエリアに行ってみました。
さながら、タイタニックのケイト・ウィンスレット演じる上流階級のお嬢様ローズみたいな!?( ^ω^ )
(死ね)
無論ディカプリオ的な美青年と巡り会うことはありませんでしたし、そもそも私は一般庶民なのでドラマティックなことが起こるはずもありません。
こちらが船内で一番広いプール。この写真だとあんまり伝わらないんですが、めちゃくちゃ広かった・・・(ここに写ってるので半分ぐらいか)
こっちの広いプールで思いっきり泳いだろ!( ^ω^ )と思ったんですが、リア充の巣窟すぎて耐えられなくなり、人の少ないヨットクラブ専用のこじんまりしたプールエリアにすごすごと引き返しました。
特に焼きたくないけどとりあえず日光を浴びてみる
てな感じで午前中はプールを満喫し、午後はジェノバの観光へ。
ジェノバ上陸直後かな。建物が白で統一されててとても綺麗でした。
ジェノバでは、あの有名な青の洞窟を巡るツアーに申し込んだらしかったのですが、いつの間にかバスで山の上の方に連れて行かれ、
ほぼ山頂に。
あれ、青の洞窟って山の上にあるんだ。やっぱ神秘的だなあ(?)と思ってたら、ガイドさんが「じゃ、ここで自由時間にします!それぞれで楽しんでね!( ^ω^ )」みたいなこと言い残して解散。
あれ!?青の洞窟は!?あれ!?
当たり前ですが青の洞窟が山頂にあるはずもなく。
「なんか色々行き違いがあったみたいだね・・・」とお父さんと話して(ツアーの予約とか諸々お父さんに任せっぱなしだったので私は文句を言える立場ではない)、とりあえずお昼を食べることに。
なにはともあれビール( ^ω^ )
なんとなくボンゴレ推しぽかったのでボンゴレを注文。めちゃくちゃ美味しかった・・・!!
適当に入ったお店でしたが大当たりでした。
ビールとボンゴレを堪能した後は山頂付近を散策。
観光客向けのお店がずらっと並んでました。
こんな感じで。雰囲気よかったなあ
景色もよかった。海が青かったなあ・・・
休憩にジェラートを。ミーハーとしてはジェラートは絶対食べときたかったんですよね。確かクッキー&クリーム的な味をチョイスしたような・・・美味しかったことだけは覚えてます。
観光用に整備されてるとはいえ、やっぱりこういうヨーロッパぽい通りにくるとテンション上がりますよね。こういうところで育ちたかった・・・(なんてお父さんの前では言えなかった)
2時間ほど徘徊し、お土産もいくつか調達してマルタ島を満喫し、夕方17時頃に船へ戻りました。
クルーズ旅行中は基本的に、日中は寄港地観光、夕方は船に戻るというサイクルでした。
今回私たちは全てのオプショナルツアーを予約しましたが、寄港地に着いたら勝手に観光するもよし、船でのんびりするもよしでどう過ごすかはかなり自由でした。
ほとんどの方はバカンスで来てるので、船でのんびりする派が多かったようです。
船に戻ってもうひと泳ぎ。夕陽が美しい・・・
夕食前に一番広いプールエリアを見に行くと、遊泳時間は終了していて夜のパーティーに向けての準備が進んでいました。
賑わっていた場所がガランとしている様子ってグッときますよね。(私だけか)
この日の夜は、お父さんがシルク・ド・ソレイユのディナーショー(?)を予約してくれていたので会場へ向かいます。
船の上でシルク・ド・ソレイユを観るだと・・・?
船でシルク・ド・ソレイユ観るとか最初のうちはまっっったく理解が追いつきませんでしたが、船を降りて数ヶ月経った今でも理解は追いついていないままです。
ショーの会場はなぜかカジノエリアの奥にありました。
お父さんも私もギャンブル興味ないのでカジノをスーパースルーして会場へ向かいます。
美女がスロットを嗜んでる様子がなんかよかったので記念撮影(なぜ自分を写してしまったのだ・・・)
こちらがシルク・ド・ソレイユの会場。とりあえず青くて幻想的だった。
お料理はコースでした。この日はお魚メインのコースを選択。前菜は・・・なんかよくわからなかったけど幻想的だった
メインは鮭のムニエル。ライティングの関係で深海魚のように見えますがいたって普通の鮭でした。
ショーが始まる前に前座的な感じの生演奏があったんですが、めちゃくちゃ上手かった!!!
シルク・ド・ソレイユのショー自体は撮影OKかどうかわからなかったので、一切撮影せず肉眼で楽しみました。
結論、めちゃくちゃ面白かったです。巨大船とは言え決して十分なスペースが用意されている訳ではない空間で、演者の方達はかなりアクロバティックなパフォーマンスを披露してくれました。
船内でシルク・ド・ソレイユのショーが観られるのはMSCクルーズの中でも今の所メラビリアン号だけらしいので、メラビリアン号に乗る機会がある方は絶対シルク・ド・ソレイユのショーを予約した方がいいと思います。
料金3,000円ぐらいですしね。3,000円でシルク・ド・ソレイユ楽しめるって思ったらかなり安くないですか?
料理とお酒を嗜みながらシルク・ド・ソレイユのショーを堪能した後は、プールサイドのパーティーに繰り出してみました。(お父さんは眠たかったらしく先に部屋に戻りました)
この日はなんとあの「ホワイトパーティー」が開催されるらしく、船内のドレスコードは「白」。
シルク・ド・ソレイユのショーを終えて外に出ると、全身白で決めた人たちが大勢。
待って!その日のドレスコードとかどうやって知るの?って思いますよね。
(え?特に思いませんか?私はわからなかったから書くよ!!!)
MSCクルーズの場合、毎朝各部屋に船内新聞が配布され、そこにその日のドレスコードが記載されていました。ドレスコードと言ってもかなりゆるく、夜のパーティーに参加するんなら守った方が楽しいんじゃない?ぐらいの感じでした。
確かにこの日の船内新聞にもホワイトパーティーの案内が記載されてました。
ただ・・・ホワイトパーティーがあるとか事前に知らなかったから全身白になれる服とか持って来てねーし!!皆どこで知ったんだよ!!!くそ!!!
(以降の船内新聞には、70年代風ファッションとか到底再現不可能なドレスコードばっか記載されてたのでフルシカトすることにしました)
全身白は無理だったので、とりあえず持って来てた白シャツを着てプールサイドへ。
ほう・・・?
付け入る隙がないな・・・?
ミドルテンポの、誰でも乗りやすようなポップソングが響き渡る会場で、老若男女がなぜか皆同じステップを踏んでいました。
え、なんで皆同じステップ踏んでるの!!なんで踊れてるの!!
やっぱヨーロッパの人たちは義務教育でおしゃれステップ仕込まれるの!?わいだってもう少し生まれるの遅ければ義務教育にダンスが組み込まれ・・・!!って思ってたら、昼間にダンスレッスン講座が開かれてたみたいです。あーびびった
子供も普通に参加していたので思ったより平和な空気のパーティーでしたが、圧倒的リア充オーラに気圧されて1時間も滞在できず、すごすごと部屋に引き返しました。
部屋に戻るとまだお父さんが起きていました。
「あれ?もう戻ってきたの?」
と聞いてきたので
「うん。ちょっとノリが合わなくてさ・・・」(精一杯の強がり)
と返しときました。
こうやって振り返ると、盛りだくさんな一日だったんだなあ・・・。
この日はそのまま追い酒することもなくおとなしく就寝。
次の日はメッシーナに寄港します。
次回に続く・・・