Mizuoの日記

自由に思ったことを書いているブログです

ナン易度高めなインド旅行2013 ~夜明けのガンジス川、夜のニューデリーリベンジ編~

そろそろタイトルが寒くなって…いや気のせいだ、面白い!面白いんだ…!

 

インド旅行3日目。この日は4時に起床し、再びガンジス川に向かいます。

 

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夜明け前だというのに人が多く既に活気があります。

 

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ウシくんもお目覚めのようです。おはようモ~ニング

 

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ガンジス川到着。朝焼けで少しずつ明るくなってきます。

 

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こういう簡素な船に乗って小一時間ほどガンガーを周遊し朝日を浴びるのです。

 

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いざ出発!落ちませんように!

 

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河から眺める町並み。

 

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色鮮やかな建物が連なります。

 

 

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沐浴してる人がたくさんいました。ガンジス川は聖なる川で、沐浴すれば自分の罪を清めることができるため、信仰深いインドでは決して綺麗ではない川の水を喜んで浴びます。(担当の美容師さんに話したら「めっちゃ便利な川ですね~!」って言っててその発想はなかった)

もちろん日本人は免疫が無いので厳禁です。かの高須院長ガンジス川の水飲んだらしいですが…

ちなみに、写真だと全裸に見える人がちらほらいますが、全裸はいませんでした。小さい子供以外はなにかしら布を身につけていました。

 

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ちょっとヨーロッパっぽい建物も。

 

 

 

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わんちゃんはまったりモード。インドは野良犬がとっても多かったです。

 

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よそ者っぽい犬が3匹散歩にきたら、野良犬が一斉に吠え始めました。でも散歩してる犬がえらい大きいので跳びかかることはなく遠巻きに吠えてるだけでした。

 

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そんな犬達の仁義なき闘いを横目に船はガンジス川を静かに進みます。

 

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そうこうしているうちに朝日が。

 

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微妙に見える黒い点は泳いでいる人の頭です。

 

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んん…これは…神々しい…

 

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小さい頃からヒンドゥー教を教えこまれ、こんな光景を日常的に見ていたら私も神の存在を信じていたかもしれません。

 

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何してるのかなあと思ったら魚を取っていました。あれ、もしかしてホテルで食べた魚料理に使われていた魚はここで獲られたもの…?海に面してないしな……。

 

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朝日に心を洗われた直後に土産品売りの船が近づいてきて要らない要らない言ってるのにしつこく食い下がってきましたが何とか撃退。背中から「ケッ!」という声が聞こえてきます。

 

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別の船では「ホラサカナー(^^)」とバケツに入った魚を売っていました。日本語勉強してくれて嬉しいけど、日本人観光客で生きた魚買う人は果たしてどのくらいの確率でいるのか…

 

 

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川沿いにはいくつか火葬場もありました。

ヒンドゥー教は墓が無いので、遺体を焼いたらその灰は全て川に流します。乳児は焼かずに遺体をそのまま流すそうです。動物の死体も流れていることがあるらしいですが、幸いこの時は人間・動物どちらの遺体も見ませんでした。

 

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無事船着場に到着。日本人で沐浴している猛者がいました。バックパッカーとかでそれなりに免疫ついてる人なら大丈夫なのかもしれません。

 

船を降りた後は、軽くガンジス川沿いの街を散策します。

 

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この環境だと普通の黒ヤギさんですら神秘的に見えます。

 

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今回は大通りではなく狭い路地裏のような道を歩きます。至る所に牛のフンが落ちていて匂いが強烈だし踏まないように歩くのが大変でした。

 

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おお!子犬!

 

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可愛いー(^ω^)もちろん触れません。

こんな可愛かったら普通即お持ち帰りしちゃうけど(矢口真里か!)、インド人は犬は愛玩動物としてみなしてないのかと思ってガイドさんに聞いてみたら、

「いや、インドでもペットとして犬は飼いますよ。あとネコとかトリとかうさぎとか牛とか…」

(牛以外は)日本のペット事情とあんまり変わらないようです。

 

 

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街をウロウロしている牛も大体飼われていて、夜になるとちゃんと飼い主の家に戻るらしいです。どの牛もとても穏やかな表情で「ストレス?それ食べれるの?(切実に)」という顔つきでした。

 

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猿も結構いました。

 

ひと通り歩きまわった後はまた車に乗り、生徒数約1万人を誇るヴァラナシ・ヒンドゥー大学構内を見学します。

ヴァラナシは学問の街でもあり、教育機関がとても多いらしいです。

 

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構内の建物は市街のものに比べると綺麗でした。

 

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勉強に集中しやすい環境が整えられているのでしょう。

 

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創立者の像…だったはず…

 

そしてなんと大学構内にいくつか寺院があります。

 

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これはヴィシュナワート寺院。新しめの建物でした。

 

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ヒンドゥー大学はアジア最大のキャンパスと言われているだけあって異常に広く、徒歩ではとてもじゃないけど回り切れないのでほとんど下車せず車に乗りながら見て回る感じでした。

 

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オーゥデカーケデースカー?ルェーレレレノレー

 

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こんなふうに、犬がよく死んだように倒れていましたが、皆寝てるようでした。暑いので丸まらずこんな態勢で寝ているのかと…

 

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大学の外では朝市のようなものが開かれていました。

 

 

 

 

 

 

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見たことがない野菜がたくさん…

 

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フルーツもたくさん…ああ食べたいけど…我慢…

 

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瑞々しい野菜や果物の誘惑にのることができない辛さを振り払うように市場を後にしました。

 

 

 

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ホテルに戻り朝食。この時まだ8時くらいでしたが、一日の半分ぐらいが終わった気分でした。そしてバイキングから取り分けたお皿の様子をみても分かる通りいよいよカレーに飽きてきています…

 

朝食後シャワーして少し仮眠。12時にチェックアウトし、そのままホテルで昼食。

ランチは西洋料理と中華料理とカレーの3種類から選べるとのことだったので、試しに西洋料理をチョイス。

 

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アラビアータと、奥に見えるのはフライドチキンとフライドポテト。お、おう(^ω^;)

そしてやはりナンはついてきました。

 

ご飯の後は空港に向かい、飛行機で一旦ニューデリーに戻ります。

こう毎日飛行機に乗っていると慣れてしまって、ワクワク感は消え失せ新幹線に乗るのと同じ感覚になってきます。慣れとは恐ろしいものです。

 

空港の待合の席で、ヴァラナシに来る飛行機に同乗していた別のツアーのインド人のガイドさんとたまたま再開し、待っている間ずっと話していました。

夜のニューデリーを歩いてみたが怖くてすぐに引き返した、中心部の大きな地下街に行きたいけどとてもじゃないけど行けそうにないということを話すと、その別のツアーのガイドさんが1000円ぐらいで案内してくれるとのこと。こちらのガイドさんは基本的に夜は帰ってしまうのでじゃあ頼んでみようかということに。私たちのホテルで夕方に待ち合わせしましょうと約束しました。

 

ニューデリーに着いてまた初日と同じホテルにチェックインし、夕方ほぼ時間通りにガイドさんが来ていざ出発。夜のニューデリーのリベンジが始まりました。

 

いざ歩いてみると、なんだか初日の印象とは違う…ていうか初日は道を間違えてあまり人気のない方に行ってしまっていたのでした。

 

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おお。明るい。人も多い。

 

地下街にも無事辿りつけました。地下街は洋服や靴、カバン、電化製品などのお店がひしめくショッピングモールのようなところなのですが、写真撮影は禁止とのことだったので残念ながら写真ナシです。ここで結構おみやげが調達できました。

 

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地下から出て、ガイドさんおすすめのインドのジュースを飲んでみることに。

 

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瓶詰めのミルクセーキのような甘い飲み物。ストロベリー味にしましたが甘い。お父さんと奥さんと3人で分けて飲みましたがあまりにも甘いので飲みきれず、物欲しそうに見ていた物売りの少年にあげました。インドでは大人気とのことです。

 

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インドの映画館。普通の洋画も上映しているみたいですが、やはりボリウッドがメインのようです。

 

特に何事もなくニューデリー市街地を満喫。正直ガイドさんを結構警戒していたのですが「僕がいなかったら皆さんきっと悪いインド人に騙されてましたよ」「僕ちゃんとしたインド人だからあなたたちはラッキーです」というようなことを再三繰り返したり、アーユルヴェーダの勧誘をやんわりしてくるだけで無害だったのでよかったです。

 

ホテルに戻り夕食。せっかくなのでガイドさんも誘って4人で食べました。

 

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これは点心ではなくモモというインド料理です。しかし具材も皮も大体中華点心と同じでした。右側の赤いソースにつけて食べるのですがこれが辛くて美味しかった。

 

モモとチキンティッカとキングフィッシャーでお腹いっぱいに。てか食べきれないのでガイドさんにもおすそわけ。

 

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…のくせにデザート注文。インドの伝統的なお菓子とのことですが甘すぎて食べれなかった…てかインドのスイーツは全て甘味が強い。私も結構な甘いもの好きですがそれでも厳しい。東南アジアあたりのデザートはめちゃ甘いイメージだったけどインドもか…

 

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奥さんが頼んだチョコケーキ。いやいくらなんでも黒過ぎだろ…でも味は意外にも普通のチョコケーキでした。もちろん激甘ですが。

 

ガイドさんは食事中もさりげなーく知り合いにとても質の良いアーユルヴェーダの店をやっているところがあるとアピールしてきますが、うちのお父さんは以前インドに来た時にアーユルヴェーダを受けてイマイチだったらしいのでふんわりとスルーしてました。

 

楽しいごはんの時間も終わりガイドさんともお別れ。下心はありありでしたが良い人でした。

 

 

 

翌日はアグラに行き、いよいよ旅の目玉、タージ・マハールに行きます。

ほろ酔いでワクワク気分が高まっていた私は、翌日の地獄など微塵も想像せず眠りについたのでした…